2012年09月26日

職務放棄・ストライキのスタッフ給与は?

地方条例とはなりますが「深圳市员工工资支付条例 第25条・第34条では下記のように定められています。

深圳市员工工资支付条例 第25条
労働者が用事で休暇をとった場合、会社はその休暇期間の給与は支払わなくてよい。

深圳市员工工资支付条例 第34条
会社は従業員の給与から差し引くことができる
(一)従業員本人の原因で会社に経済損失を与えた賠償費
(二)会社が法律に基づいて定めた就業規則に違反した際の罰金
但し、(一) (二)で差し引いた残りの金額は、最低労働賃金を下回ってはいけません。


仮にデモに参加する為、職務放棄したスタッフに対しては、職務放棄期間の給与は差し引くことが可能です。また、別途、職務放棄の行為に対して、就業規則に沿って処罰できます。
ストライキ/サボタージュを起したスタッフに対しては、就業規則で処理します。
(就業規則運用参考について)
会社に損失が発生した場合、その賠償を従業員に請求できます。


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2012年09月25日

職務放棄・扇動行為について(就業規則記載内容)

 前回に続き、デモやストライキで発生する、従業員の職務放棄、或いは扇動行為の際の就業規則での対応についてご紹介します。
 職務放棄・扇動行為について(中国労務問題)

 問題の再発防止としてご参考いただけますと幸いです。


 緊急時は、悠長な処理は難しいとは思いますが、違反行為の内容を明確にし、処理方法をルール化しておく必要があります。

 1)簡単な違反行為では即解雇は出来ない為、下記のように処理します。
   また、書面で通達するなど後で証明できるよう記録を残すことが大切です。

    1回目:口頭警告
    2回目:書面での警告
    3回目:解雇警告
    4回目:労働契約を解除

就業規則に盛り込みたい「比較的程度が低い違反行為事項」
例)一年度の内に、下記のいずれかに該当する場合、調査し事実に基づき、1回目は口頭警告、2回目は書面での警告、3回目は解雇警告。4回目は労働契約を解除する。
・許可なく、勤務時間に個人のお客と会う、或いは私用の電話をする
・わざと挑発・喧嘩・会社の秩序や従業員の生活秩序に影響
・勝手に職場を離れる或いはほかの職場へ行く
・勤務態度が消極で怠ける。勤務中個人の事を行う
・仕事の質が悪く、改正しようとする前向きな気持ちがない
・会社内で不道徳的行動を行う


 2)下記のように、違反行為が重大で会社に大きな損失をもたらす場合、即解雇とする。
就業規則に盛り込みたい「重大な違反行為事項」
例)下記に記す厳重な就業規則違反、或いは重大な損害をもたらのいずれかの場合、事実を調査し事実に基づき労働契約を解除する
・職務をおろそかにし、会社に重大な損失をもたらした者
・理由なしに連続3日、或いは一月に累計5日、或いは一年間に10日の職務放棄の者
・暴力、威嚇及びその他違法行為をふるって、従業員の生命安全に厳重な損害をもたらした者
・故意に会社の財物を壊し、会社に1,000元以上の損失をもたらした者
・下記の事情のいずれかで、会社を混乱させ、或いは正常な仕事と会社内部の秩序を妨げた者。
    ・ 他人にストライキをそそのかし、嘘うわさを広げ、会社の団結を壊す
    ・ 誹謗或いは他人を攻撃する
    ・ 許可なく会社の場所で集会、放送、ポスター貼り、チラシ配りを行う
    ・ 仕事の場所、あるは仕事時間内に非法な政治活動を行う
    ・ 非法組織に参加する



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2012年09月22日

職務放棄・扇動行為について(中国労務問題)

 今回は、デモやストライキで発生する、従業員の職務放棄、或いは扇動行為について労働法的解釈をお伝えいたします。
問題の再発防止としてご参考いただけますと幸いです。

以下のケースの場合の対処方法
・従業員がデモに参加する為、職務放棄した
・会社の指示に従わず、周りの従業員への扇動行為をする
・会社との協議に応じずストライキを起こす

 先日のデモのお知らせでもお伝えいたしましたが、労働者の不法行為に依る解雇は「労働合法」第39条で定められております。

労働契約法第39条
 下記の状況の場合、会社は労働者を解雇することができます
(二)重大な就業規則違反を犯したもの
(三)著しい職務怠慢、不正利得行為により会社に重大な損害を与えた場合
(六)法により刑事責任を追求された場合

就業規則の制定が重要労働者が労働法によって権利が守られていると同時に、企業も就業規則を制定することにより権利を守ることが出来ます。
労働法では労働者の主権保護が主体な為、企業では就業規則を制定し、自社の主権を守る必要があります。

但し、就業規則が法律・法規規定に違反して労働者の権利を侵害した場合、労働者は会社に対し損害賠償を請求できますのでご注意下さい。

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posted by 金之橋ヒューマンブリッヂ at 16:17| 大連 ☔| Comment(0) | 中国労働法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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