中国ビジネス コンサルタント

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        世界の工場から、世界の市場へと大きく飛翔を続ける中国の魅力は尽きません。
        中国でのビジネスは比較的容易に始められるものの、習慣や文化の違いから誤解
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        の実際の業務をご紹介して参ります。

2010年10月30日

パスポート不携帯の罰金にご注意(日本編)

 昨日は、(アジア競技大会の開催に伴って)広州や東莞(中国)にて、パスポートの不携帯で罰金が科されるケースが発生していることをご紹介いたしました。

 さて、日本にいる外国人の場合、どうなのでしょうか?
「日本ならパスポートを携帯しないぐらいで罰金は科されないだろう・・・」と思いますが・・・
 本日は、外国人が日本に滞在する場合、パスポートの携帯は必要なのか?その真相をご紹介いたします。


外国人の登録について 
 まず日本に滞在する外国人は、90日以上滞在する場合、最寄りの市区町村役場にて外国人登録を行わらなければなりません。(外国人登録法第3条)登録手続きからおよそ1週間で外国人登録証明書が発行されます。
 ちなみに、90日以内の短期滞在の外国人の場合、外国人登録を行う必要はありません。
 これは、日本人が中国へ入国した場合、24時間以内に最寄りの派出所へ住宿登記を行わないといけない決まりに類似しています。但し、中国では外国人登録という手続きはなく、当然外国人登録証明書は存在しません。


外国人が日本で証明書を不携帯の場合
 昨日ご紹介した通り、中国では、「パスポートの不携帯或いは、公安職員からの身分証提示を拒否した場合、警告或いは500元以下の罰金」が科されることが「中华人民共和国外国人入境出境管理法」によって決められています。
 さて、それでは日本ではどうなのでしょうか?
 「16歳以上の外国人は、登録証明書を常時携帯しなくてはならず、もし、携帯していない場合、二十万円以下の罰金(特別永住者の場合は十万円以下の罰金)に処する。」(概要)ことが「外国人登録法第13・18・19条にて定められています。
 尚、90日以内の滞在の外国人の場合、外国人登録証明書は持っていませんので「常にパスポートを携帯していなければならず、もし携帯していない場合、十万円以下の罰金に処する。」(概要)ことが「出入国管理及び難民認定法・通称「入管法」第23・76条にて定められています。


 何と日本の方が、中国よりパスポート(身分証)の不携帯の罰則は厳しかった・・・

 さすがに、(日本国内にて)外国人が外国人登録証明書や或いはパスポートを持参していなかった為、10万円や20万円もの大金を罰金に処されるケースはほとんどないものと推測されますが、しかし、外国人にだけ身分証の携帯を強要するのは如何なものなのでしょうか・・・
 日本でも中国でも、それ相当の理由があって、法律は定められているのでしょうけど、実際、不利益を被る!側の立場に立ってみないと、その気持ちは分からないのかもしれません。



中国ビジネスコンサルタントは金之橋ヒューマンブリッヂ
http://www.kinnohashi.com




posted by 金之橋ヒューマンブリッヂ at 23:05| 大連 ☀| Comment(0) | 中国生活情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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