2011年07月02日

中国 高速鉄道 離陸!

北京−上海 1,318kmを最短4時間48分で結ぶ高速鉄道(通称:京滬高鉄)が6月30日正式に開業しました。

今朝の大連晩報(大連最大の新聞)には「京滬高鉄“離陸”」とのタイトルで一面に報じられており、今回の高速鉄道の開業が、北京−上海沿線の利用者に限らず、中国全国で大きな関心を集めていることをうかがい知ることができます。

中国高速鉄道離陸.jpg


 京滬高鉄の京滬とは、北京の「京」・上海の「滬」を指し、高鉄とは高速鉄路の短縮読みのことです。(中国では鉄道を鉄路と呼びます)つまり京滬高鉄とは、北京と上海を結ぶ高速鉄道のことを意味します。
 その京滬高鉄は、北京南駅から上海虹橋駅までの1,318kmの区間を最高速度300kmの速度で、北京・天津・河北・山東・安徽・江蘇・上海の7省市・24駅を最短4時間48分で結ぶこととなり、一度の建設で開業する高速鉄道としては、世界最長・最速の高速鉄道となるそうです。
 
 気になる運賃ですが、時速300kmと250km運転の列車で2種類の値段が設定されており、1,750元のビジネスシートから比較的お手ごろな410元の2等席まで用意されています。日本の新幹線も、「のぞみ」と「ひかり」・「こだま」とでは特急料金が違うので、速度による料金区別は、日本人にとってイメージしやすいかもしれません。

 さらに日本の新幹線との対比で言えば、日本では新幹線が開業すると同時に在来線の特急や急行がダイヤから姿を消し、利用者の不便を買うことが多いのですが、中国では一部快速・直特列車はなくなったものの、特快(特急列車)は依然運行されており、2等座席(硬座)の利用であれば179元で同区間を利用できるのはありがたいことです。


 また、今朝の大連晩報のタイトル「京滬高鉄“離陸”」からイメージできる通り、関連の記事では、航空路線との競争激化についても触れられています。
 通常、7月この時期は同区間の航空運賃は全額(1,130元)かせいぜい1割引チケットか大勢を占めていましたが、高速鉄道の開業後、大きな価格破壊が起きています。1週間も前に予約さえすれば3.5折つまり65%引きのチケットが購入できます。
 京滬高鉄を利用した場合、北京−上海を4時間台の列車だと最も安い2等座席の運賃が555元なのに対し、2時間で移動できる航空機でも400元(空港使用料・燃料チャージを入れると590元)ということになります。


 中国で華やかに報道される一方、日本でも様々な報道がなされている京滬高鉄ですが、首都・北京と中国経済の中心である上海を結ぶ今回の基幹路線の開業は、かつて東京と大阪を結んだ新幹線の開業がそうであったように、更なる中国の高度経済成長の支えとなっていくことは間違いないでしょう。



中国ビジネスコンサルタントは金之橋ヒューマンブリッヂ
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posted by 金之橋ヒューマンブリッヂ at 01:15| 大連 🌁| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by ブランド腕時計 at 2013年07月26日 16:37
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