2012年09月25日

職務放棄・扇動行為について(就業規則記載内容)

 前回に続き、デモやストライキで発生する、従業員の職務放棄、或いは扇動行為の際の就業規則での対応についてご紹介します。
 職務放棄・扇動行為について(中国労務問題)

 問題の再発防止としてご参考いただけますと幸いです。


 緊急時は、悠長な処理は難しいとは思いますが、違反行為の内容を明確にし、処理方法をルール化しておく必要があります。

 1)簡単な違反行為では即解雇は出来ない為、下記のように処理します。
   また、書面で通達するなど後で証明できるよう記録を残すことが大切です。

    1回目:口頭警告
    2回目:書面での警告
    3回目:解雇警告
    4回目:労働契約を解除

就業規則に盛り込みたい「比較的程度が低い違反行為事項」
例)一年度の内に、下記のいずれかに該当する場合、調査し事実に基づき、1回目は口頭警告、2回目は書面での警告、3回目は解雇警告。4回目は労働契約を解除する。
・許可なく、勤務時間に個人のお客と会う、或いは私用の電話をする
・わざと挑発・喧嘩・会社の秩序や従業員の生活秩序に影響
・勝手に職場を離れる或いはほかの職場へ行く
・勤務態度が消極で怠ける。勤務中個人の事を行う
・仕事の質が悪く、改正しようとする前向きな気持ちがない
・会社内で不道徳的行動を行う


 2)下記のように、違反行為が重大で会社に大きな損失をもたらす場合、即解雇とする。
就業規則に盛り込みたい「重大な違反行為事項」
例)下記に記す厳重な就業規則違反、或いは重大な損害をもたらのいずれかの場合、事実を調査し事実に基づき労働契約を解除する
・職務をおろそかにし、会社に重大な損失をもたらした者
・理由なしに連続3日、或いは一月に累計5日、或いは一年間に10日の職務放棄の者
・暴力、威嚇及びその他違法行為をふるって、従業員の生命安全に厳重な損害をもたらした者
・故意に会社の財物を壊し、会社に1,000元以上の損失をもたらした者
・下記の事情のいずれかで、会社を混乱させ、或いは正常な仕事と会社内部の秩序を妨げた者。
    ・ 他人にストライキをそそのかし、嘘うわさを広げ、会社の団結を壊す
    ・ 誹謗或いは他人を攻撃する
    ・ 許可なく会社の場所で集会、放送、ポスター貼り、チラシ配りを行う
    ・ 仕事の場所、あるは仕事時間内に非法な政治活動を行う
    ・ 非法組織に参加する



金之橋では、労務コンサルタント(労働法・就業規則の診断/作成・労働争議解決)を行っております。
ご不明な点がありましたらお気軽にご相談下さい。


中国ビジネスコンサルタントは金之橋ヒューマンブリッヂ
http://www.kinnohashi.com


posted by 金之橋ヒューマンブリッヂ at 18:10| 大連 | Comment(0) | 中国労働法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。